コンタクトレンズ
Contact lens

コンタクトレンズの処方について

コンタクトレンズの処方について

コンタクトレンズは目の角膜に直接のせて使用いたします。そのため、使い方によっては目を傷つけてしまう場合もあります。

コンタクトを使用するにあたり、目が傷ついていないか、涙の出やすさ、アレルギーはあるか、なとの症状がないかを検査する必要があります。

また、内側の角膜は再生機能がないため、定期的にチェックをおすすめいたします。

診療時間については、乱視用、遠近、ハードレンズなど内容によっても異なります。

コンタクトレンズの処方箋は保険診療ですが、コンタクトレンズの購入費は自己負担となります。診察の際には、保険証を持参してください。

初めてコンタクトを使用される方

コンタクトレンズはあなたの大切な目に直接装着するものです。使い方によっては目を傷つけてしまう可能性がありますので、当院では、付け方、外し方の練習も行っております。

当院ではさまざまな種類のコンタクトレンズをご用意しておりますので、あなたにあったレンズを選ぶお手伝いもいたします。

そのため、お時間に余裕をもってご来院くださいますようお願い申し上げます。

最初は不安なことも多いと思いますので、お気軽にご相談ください。

コンタクトレンズとの上手な付き合い方をお教えいたします。

コンタクトレンズの種類

  ハードコンタクトレンズ

固い素材でできているプラスチック製です。始めは強い違和感があると思いますが、慣れてくればあまり気にならなくなります。こすり洗いができ、3年ほど使用することができます。割ったり、なくしてしまわない限りはコストが安いです。

  ソフトコンタクトレンズ

一日使い捨てレンズ、2週間使い捨てレンズがあります。柔らかい素材でできています。使い捨てのため、安全で清潔を保つことができます。

カラーコンタクトもあります。

購入のまで流れ

1.視力検査
機械で測定して、視力検査をします。
眼鏡をお持ちの方はそちらもお持ちください。
すでに使用しているコンタクトがある場合は、何を使っているのかわかるものをお持ちください。


2.コンタクトレンズ選び
コンタクトレンズの使用頻度や普段の生活(スポーツをするかなど)、アレルギー、目の状態、価格などをお話し、患者さまに適したコンタクトレンズを選びます。


3.視力検査
実際にコンタクトレンズを装着して、視力検査を行います。
見え方などを確認して度数を決めます。


4.診察
コンタクトレンズが目の上で安定しているかを確認するため、コンタクトレンズを装着した状態で診察を受けていただきます。
問題なければ、コンタクトレンズを購入してお帰りいただくことができます。

定期検査

患者さまの大切な目を長くより良い状態を保つために、当院は定期的な検査をすることを強くおすすめいたします。

コンタクトレンズは何十年も付き合っていくことになるでしょう。

長年お使いいただいているうちに、扱いが雑になってしまうことはあると思います。しかしそれは、目にとって大変危険なことです。定期的な検査を行うということは、現在、異常がないかを調べるだけではなく、改めて正しい使い方を確認していただく場となります。

コンタクトレンズは高度管理医療機器(心臓ペースメーカーと同じランク)です。
コンタクトレンズは使い方を誤れば失明につながる恐れもあります。
自覚症状が無くても必ず定期検査を受けましょう。

特に使い捨てやソフトコンタクトレンズは装用感がよく、目の障害があっても自分では気づかない事も多いので、定期的な検査が必要です。

こんな症状はありませんか?

こんな症状はありませんか?
  • レンズをつけると違和感がある
  • 目が乾燥して調子が悪い
  • 目やにがでる
  • 目がかゆい
  • 症状がなくても、しばらく目の検査を受けていない

上記のようなケースではすぐに目の検査が必要です。

・・・以上を放っておくと

  • 知らないうちに黒目にキズができている
  • キズから病原体が入り、黒目が白く濁って視力が低下する
  • レンズの汚れによるアレルギーで重度の結膜炎になる
  • (後述の)角膜内皮細胞が減ってしまう
などの目の病気になってしまうことがあります。

定期検査のサイクル

下記のスケジュールで定期検査を必ず受けてください。

目の痛み、かゆみ、めやに、不快感、充血、ぼやけなど、少しでも異常を感じたら、すぐにコンタクトレンズをはずし、眼科で検査を受けてください。

装用開始1週間後1か月後3か月後以降3か月後